藤ヶ谷太輔あれこれブログ

やたら苦労してとった（藤ヶ谷くん談）松の実と、
ちょっと悔しい思いをしつつ釣り上げたオームリを
漁師さんに燻製にしてもらったもので作った、
だし茶漬け。

「日本でも食べられないくらい豪華なお茶漬けだと思う。」



すっごくきれい！
ここにアツアツの出汁をかけて出します。


ロシアのイルクーツクの高級日本料理店「京都」で作った
ひと品目、 オームリの塩釜焼きは即メニューに採用決定。
鬼門のふた品目は?!


なぜ鬼門かというと、
前回・前々回と、ひと品目はメニューに採用してもらえたけど、
2品目はカレイの煮付けも、かぼちゃの煮付けも
ロシアの人の口に合わず、不採用になってしまっていたのでした。


一口食べた料理長は

「ん～♡」

そして・・・

「とてもおいしいよ」

と言ってくれました！！



藤ヶ谷くんすかさず
「スパーシーバ！」（ありがとうございます）

そして、
茶碗を持ってお茶漬けをかけこむ
日本の食べ方を伝授。

料理長、すぐに茶碗をもって口にかけこむ。
それの姿を見て、

「ダーダーダー、ダー、ダー」
（この場合、そう！そう！という意味）
を連呼（笑）


とてもすばらしいと言っていただいて、
藤ヶ谷くんも嬉しそう！


2人の女性スタッフにもお茶漬けをふるまう藤ヶ谷くん。
藤ヶ谷くんがこだわった「ロシアの日本の融合」を
味わってもらいました。


女性スタッフが
「ロシアと日本が合わさった感じね」
と言ってくれた！

それが伝わっているのが一番嬉しいと喜ぶ藤ヶ谷くん。
そしてそして、肝心なことを聞かなければ。

「このお茶漬けをメニューに採用していただけますか。」

そうしたら料理長、すごく嬉しい言葉を！！


「文句なく採用だ！
新メニューの一つとして、役立たせてもらうよ。」

と言ってくれました

「やった！」とガッツポーズで拳を振って喜んでる！
（かわいい～♪）

「きたよ、2連勝」


料理長「料理だけでなく、日本の文化の一部も
いろいろ教えてくれたんで感謝しています。」
女性スタッフ「私たちも日本に一歩近づけた気がします。
ありがとうございます。」

「スパシーバ！」　（ありがとうございます）

「自分が伝えたかったことが、伝わっているのは
すごく嬉しいですね。」

「日本とロシア、人と人とがすごく繋がっているていうのを、
自分の身体で感じて、自分の目で見れたので
すごく幸せです。スパシーバ。」

料理長と握手。
そしてみんなで拍手。

恒例の記念撮影。

「すごく幸せです」
この言葉がすべてを物語っている。

これでロシアの日本食レストランでのお仕事は終わり・・・。